Vagrant

2015年4月22日 (水)

Vagrant の仮想ゲストにインターネットから http 接続する(Vagrant Share)

Vagrantで作った仮想ゲストにインターネット越しにアクセスしようとすると、いろいろと面倒なものです。設定が面倒なだけでなくファイアーウォールの内側にVagrant環境があったり、環境が自宅にあってプロバイダーからprivate addressしか割り当てられていなかったりすると、外に踏み台を用意したりといろいろ考えないといけません。でも、vagrant share を使えば、vagrantshare.comのサーバに中継してもらって、自宅の Vagrant環境へインターネットからアクセスするといったことが簡単に実現できます。httpを転送する場合の手順をまとめてみました。

手順概要

1.HashiCorpのAtlasにアカウントを作成

2.Atlasにログイン(vagrant loginコマンド)

3.ポートフォワーディングの設定(Vagrantfile)

4.Atlasへ接続し、アクセス用URLを取得(vagrant shareコマンド)

5.アクセス用URLを使って、外部からアクセス

詳しい手順は、QIITAの方 にまとめています。

2015年4月18日 (土)

Windows Server 2012R2 の Vagrant Base Boxを作る

OSの評価・機能検証には、手軽に作ったり消したりできる環境があると便利です。Windows Server 2012 R2 の評価環境を Vagrant で手軽にデプロイできるよう Box を作成してみましたので、手順をまとめました。QIITAの方 に載せています。

(Windows Server 2012 R2インストールには、マイクロソフトTechnetからダウンロードした180日の評価版を使っています。)

ロードマップ

Box作成の大まかな手順は以下のようになります。

  • 仮想マシンの作成
  • 仮想マシンの設定
  • OSのインストール
  • Guest Additionのインストール
  • Vagrant Base Boxにするための設定
  • Windows Update の設定と更新プログラムを適用
  • インストールされていない役割や機能のバイナリの削除(オプション)
  • 追加のアプリケーションのインストール(オプション)
  • 解放された領域をゼロで埋める(オプション)
  • Vagrant Base Box を作成
  • Vagrant環境にを Box を追加
  • デプロイテスト
  • RDP接続テスト

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