GR-SAKURA:おら3.3Vで動くだ!
さて、1週間放置されていたGR-SAKURA。Aruduino Uno R3 が5Vなのに対して、搭載するマイクロコントローラのルネサスRX63Nが3.3V動作らしい。本当かなということで、テスタで測ってAruduino Uno R3と較べてみることに。
テスト環境はこんな雑な感じで
左上の桜色がGR-SAKURAで、左下が Aruduino Uno R3。テスターは十数年使っているもので精度だめなんじゃない?と思っていたら3.30Vジャストで表示されました。互いの誤差が打ち消し合ってるかもしれませんが
クラウドWebコンパイラ上で書いてみたスケッチはこんな感じです。
/*GR-SAKURA Sketch Template Version: V1.07*/
#include <rxduino.h>
void setup()
{
//Arduino互換ピンのデジタル0-13をすべて出力モードに設定
int i;
for(i=0;i<=13;i++) {
pinMode(i,OUTPUT);
}
//LED0を出力モードに設定
pinMode(PIN_LED0,OUTPUT);
}
void loop()
{
//Arduino互換ピンのデジタル0-13をすべてHIGHに設定
int i;
for(i=0;i<=13;i++) {
digitalWrite(i, HIGH);
}
//LED0を点灯して準備完了の合図
digitalWrite(PIN_LED0,HIGH);
}
このスケッチをビルドして、GR-SAKURAにコピーするとLED0が点灯して準備完了。Aruduino互換のデジタル入出力ピン0番から13番がHIGHに設定されたはずです。

最初の画像でも見えちゃってますが、ぴったり3.3V。ピン0から13全部同じでした。本当に3.3Vでした(あたりまえか)

次の画像は、VINピンを測ってみたものです。

GR-SAKURAのVINピンは、0.00Vになっています。では、Aruduino Uno R3はどうでしょう?

4.52Vでした。
そうそう、Aruduino のスケッチはこんなです。後でデジタルピン測りますので。
さて、今回は電源をUSBから取っていました。では、ACアダプタをつないだらどうなるでしょう。

9VのACアダプタをAruduino Uno R3につないだところです。今度は、VINは 8.23Vになりました。Aruduino Uno は、VINは電源に直結されていて、GR-SAKURAは結線させていないようです。GR-SAKURAのハードウェア仕様 によればジャンパーのJ3をつなぐと接続されるようですが「危険」とのコメントがありますね。ちなみに、GR-SAKURAの入力電圧は、5Vですので、Aruduinoから来た方は手持ちの9VのACアダプタをつなぐのは控えた方がいいかもです。
次は、5Vピン。まずは、GR-SAKURAです。

0Vですね。こちらもジャンパーのJ2をつなぐと5Vが供給されるようです(GR-SAKURAのハードウェア仕様 )。Aruduino 用のシールド等を使うときのはJ2が役立ちそうです。
一応、Aruduino Uno の5V ピンも測っておきましょう。

5.04Vでした。ちゃんと5Vかかってますね。
次は、3.3Vピンです。まずは、GR-SAKURAから。

3.30Vですね。こちらはデフォルトでも当然供給されています。
ついでに、Aruduino Unoはというと。

3.29Vということで、こちらもちゃんと3.3V給電されています。
GR-SAKURAのアナログピンとRESETも測ってみましたが全部 0.0 Vでした。